行きたい映画が色々あるね

ブロークン・フラワーズ
 俺が最強に大好きな俳優であるBill Murray主演。いやー老けたね。もっと若いうちに沢山映画に出てればなーとか今頃思う。”自分の事しか考えないが、後に考えが変わり善人的になるキャラ”を演じたら右に出る物はいないと云う彼。”ブラックでクールな感じだが暖かい側面を持つ”と云うのも同様な感じか。
 ”ゴーストバスターズシリーズ”では後者、”3人のゴースト”や”恋はデジャ・ブ”では前者。秀逸である。”パラダイス・アーミー”や”おつむてんてんクリニック(ほんと酷い邦題だなといつも思うが)”、”知らなすぎた男”はスラップスティック。おつむ〜は多少まともな出来だが時期が異なる事もあり他二つはイマイチな脚本。まぁ面白いが。
 シリアスな物では”剃刀の刃”か。原作が月と六ペンスで有名な(と云うかそれしか読んだ事が無いが、結構映画化されているらしい)ウィリアム・サマセット・モームとあって、映画だからしょうがないが短い感はあるが、面白い。面白いと書いたが切ない。彼のキャラを損なわずにビル・オーラを出した良い作品である。良いと書いたが切ない。
 ”天才マックスの世界”、”ザ・ロイヤル・テネンバウムズ”はウェス・アンダーソンの、ちょっと独特なハリウッド的では無い映画感が好きなので、まぁぼちぼち好きである。と言っても自称映画通が必ず通る(若しくはそこに留まった儘の人間もいるが)ハリウッド嫌いでは無く寧ろ大好きだが。”チャリエン”でも浮きすぎずキャラが活きてて良かったな。”恋に落ちたら”は途中で見るのを止めてその儘であるw
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ピンク・パンサー
 スティーヴ・マーティン主演スティーヴ・マーティンビデオ屋でバイトしてた10代後半の頃によく見たモノである。DVDで持ってるのは”ハウスシッター”と”サボテン・ブラザーズ”のみだが。テープで”ロクサーヌ”を持っているがDVD化が待ち望まれる。彼の作品は安全に笑えてそれほど外す作品が無いのでちょっと楽しみだが、もうマンネリ感があるかなと懸念。まぁ最近笑う事が無いので見に行きたいかな。
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ローズ・イン・タイドランド
 監督テリー・ギリアム。前作”ブラザーズ・グリム”がイマイチだった。兄弟のキャラクターの設定がひどすぎで弟はオタオタするだけで兄は唯怒ってるだけ。兄弟の性格の違うために起きる確執、及びその後の相互理解なんて幾らでも描かれた作品があるのに何でこんな中途半端になったかな。映像は彼独特の綺麗さとダークな感じがあいまって良いだけに勿体無かった。
 まぁ”ブラジル”も主人公の暴走が原因で〜となる訳で、”バカ”なのは共通するのだが、こちらの作品は非常に好きである。ファンタジーにコメディ色が強いと良くないのかなと不図思ったが。まぁいいか。
 取り敢えず今度の作品は”ギリアム版アリス”と云う歌い文句なだけに楽しみである。”アリス”と云えば「ヤン・シュワンクマイエル」のが最強だが、ギリアムだけに世界観は似たものの、チープなコマ取りで奇妙な映像を作り出したヤンとは対照的な豪華で気持ち悪い”ロスト・チルドレン”的なモノを作ってもらいたいと思う。
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マンダレイ
 監督ラース・フォン・トリアー。見たくないけど見てみたい。”ドッグヴィル”は秀作だが嫌いと云えば嫌いなのか。
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