塔聴!!ドルアーガ

 塔ドルとか略っすか。てか納得いかねー。俺が悪いんだが。カーヤ17歳の話。姫の「攻めちゃいけないと思って」というとこね。「あんまり強く出れませんでした」と。強く出て欲しかったな。そのギャップから生まれるセリフの矛盾の笑いだったんだが。ある程度説明とか書いておいた方が良かったんだろうな。でも笑いを説明したらアレかなってのがベースにあるんで。
 よく小学校とかで先生が皆を笑わせる前に、自ら笑うじゃん。あれがヤだったんだが。要は「これから面白い事言うよ」って云う準備をさせるとこね。無くても笑う場所が解ってたんで、合理的で無いと。あと学校の授業で芝居観に行く時とか。人より前段階で笑ってしまっていた。「次くるな」ってのが解ってたので、そのパンチ・ライン的部分の内容も。するとやっぱ浮いちゃうと。でもやっぱ人に何か託す場合は説明必要だよな。リアルだったら笑う人だけ笑ってくれれば良いってのあるけど。後”ホン”だったら渡す時に説明できるからな。

 やっぱボケ単体でゴールだが、複数いる場合はボケがアシストでツッコミがストライカーだな。結構厳しかったな今日は。でも大体アイディアがブラックになってしまうのよ。で、いかんいかんと。ある程度万人受けするモノにしないとなあのコーナーは。それが難しい。前述した姫の言葉、後の部分で特に、姫は解っていたのかな、と思ったがいかがなモノか。あのテクストでもギャップのセリフ部分を強くすると採用されないだろうし、亦弱く、若しくは同等だと、今回の様に埋もれて解らなくなってしまう。さじ加減が難しい。好青年KENN君は綺麗にまとめちゃったし、噛んじゃうし。

 まぁとにかく散文しか書けない俺には難しい。星新一氏はだから尊敬してるんですよ。アイディアは勿論の事、平易な言葉で簡潔にまとめる。書いてるモノは簡単に見えるが、書くとほんと難しい。ショート・ショートは。まぁカーヤ17歳は詩であるが。今日は寝る。泣きながら寝る。