第36節 マジョルカ×バルサ 2-1

 レアルの敗北を受けてのリーガ19回目の優勝であり、日本にいる事もあり実感が無い儘観たのだが。まさかの逆転ですよ。バルサBハーフチームで挑んだマジョルカ戦、第4までカピタン不在、即ちプジョール、チャビ、ヴァルデス、イニエスタがいない為、エトーが古巣相手にカピタンマークを付ける。
 戦術的にはいつもと同じで、特に中盤に不具合も見られず、9分辺りにボージャンのクロスからエトーがヘッドで1点入れリード。消化試合でも個人タイトルとチームの記録がかかっている為、エトーはトばすがゴールが決まらず。アウヴェスも相変わらず走り回る。気になったのがチャビ・トーレスの激しいチャージ。カセレスは当初不安だったモノの途中から良くなり、今日も良いディフェンスを見せていた。グッディでロストが多いが、前半は良い感じであった。

 が、後半に入って奪われる率が多くなる。バルサのシステムで中盤がボールを失うとラインを上げているのでデンジャラスである。而も今日のゲームではマジョルカの方がパス回しが上手くファウルで止める事が多くなり、結果フリーキックから1点を取られる。併しここで完全防備態勢に入らないマジョルカ。5分後に今度はコーナー、ショートからリターンを使い中央へクロスで綺麗なヘッドを決められる。
 ロスタイムに、今季余り見られないPKを、エトーがヘッドで飛び込み自分で倒れたっぽいのだが、もらう。併しそのエトーのキックもはばまれ敗北。

 結局上位2チームが敗北してバルサが優勝と云うなんともビミョーな、タイトルに繋がる気分である。