小林ゆうのDVD

 本来23日付けに追加する予定だったのだが、色々書いている内に0時を回ってしまったので新たに別項にしなければならなくなった。

 後述する"自由"に合わせて単品だけのが欲しかったがうpされていなかったので。- Minustars



 演技はまぁあんま知らん。外見はまぁどうでも良い。手足が長い部分は良いが。声も特に好きな訳では無い。間違った丁寧語を使い続けているが、そのアータチュードは好きである。何にでも"さん"付けしたりね。併し、彼女はそれにも拘らず、声優と云うカテゴライズを超え俺の好きな日本の女性有名人の中のトップに立っているのである。面白いと云う一点に於て
 "天の妃"に於て、真田女史に対しかわいい部分を見せたりはするのだが、飽迄もかわいいとの記号内容を"理性で認識するだけ"であり、感情に訴えかけはしないのである。唯、面白い人なのだ。

 扨て、何故今書こうと思ったかと云うと、発売されたがまだ届いておらんDVD(下記)の商品欄のこの商品を見た後に買っているのは?と云うところに"小林ゆうのDVD (仮)"があったと。で、値段も安いと云う事で購入し、天の妃より先に届き観終えた為である。



小林ゆうのDVD (仮)

小林ゆうのDVD (仮)


 普段なら無視する"お勧め"である。併し最近また"天の妃"で彼女のトークを聴いており、その面白さは変わっていないので買ったのだが、まぁこれは基本期待を裏切らない面白さである。俺がよく使っていた天才と紙一重は、"バカ"と勘違いされそうなので、新しくキャッチコピーを付けるならば"自由の女神"であろうか。暴走と呼ぶに相応しい動きを見せている。
 DVDの作りは、って彼女の絵だけキャプって載せるつもりがレヴューになってきそうだがまぁ良いが、内Pでの出川さんの"ガマン道場"、"初めての〜"シリーズがあり、間に"ミンチ"とか云うブタのアニメが入る作り。
 俺は天然系芸人は好きでは無く、本職のボケの方は勿論だろうが、素人の俺でも物事を知らないだけで笑いを取ると云う、アタマを使わない天然ボケには敵意を感じるモノである。併し出川さんは凄かった。予期せぬところでミラクルを起こすので食事中は米を吹く事が度々。大竹一樹はここでゴールを決めると云うのが解っているので、シュートの態勢に入ったら食事の手を休める事ができた。

 ちょっと比較するのには、出川さんの方が面白いので失礼ではあるが、企画は同じモノであり、製作者はセンスがある。この場を借りてお礼を申し上げたい。"初めての〜"と云うのも、他人から見たら「違うだろそれ」と突っ込みが入るが、本人は出来ていると確信しているところが面白いのである。出川さんの場合は真剣なエクスキューズがウザくもあり、亦それが魅力だったが。

 1章のトン汁作りは、及第点位であろうか。小林ゆうを知らない人間が観て面白いと感じるかどうか微妙なラインであった。"ミンチ"とか云うアニメは、総括してしまうが、子供向けのデジタル絵本と云ったところであり、特に面白くは無い。最終話の野中藍のドライさは笑ったが。
 久々に筆が滑るが、野中藍は矢張りコメディ向けである。夏のあらし!無印での堀江さんとの友情が芽生えたシリアスな場面では違和感があった。唯、"まなび"でも"ぱにぽに"でもハマる役では非常に良い。

 で、後はタップダンス、ディレクター(ラジオ)、ケーキ作り等をする。語彙の貧困さも彼女の魅力である。また先ほど述べた"自分は出来ている"と云う部分もタップでは見え、かなり笑わせてもらった。ディレクターの場面では、あ、今更書くが、このDVDの元となった小林ゆうのラジオは全く聴いた事が無い、実際にあるコーナーなのか、松尾まどか、大久保英恵と云う、後で調べたら声優の卵が実際にラジオを演じていた。どっちだったか忘れたが、マリオの真似-番組では憑依-をやっていたが、この様な小林ゆうメインで、手を抜いても構わないであろうシチュエーションで真剣にやっていたのは好感が持てた。抑もマリオの真似って何だよって話だが。

 長くなるのでここら辺でメインディッシュ。

 これがケーキの完成系



 番組は知らないが、番組関係者(通称大将)の顔を模したらしい






 ・・・・・・扨て解説でもするか。まぁ基本書く道具が変わっただけで、絵のタッチは変わらんので不要だと思われるが。ブルーの部分は目である。緑色の矢印の先は多分鼻である。ブタの様になっているが。紫のそれは口であろう。全体像は小林ゆうの絵を見た事がある人間には違和感が無いであろうが、矢張り俺が昔書いたブログで指摘した、何のメタファーか謎の部分が未だ健在であったのに驚く。
 今検索したところ1年半前に書いたブログであった。 暇だったらトべ

 三枚目の写真のオレンジの部分がその問題となる。過去の参照ブログへのリンクを貼ったが多分態々覗く人間は少数と思われるので、その時の画像をもう一度貼り比較する事にする。





 繰り返すのはめんどくさいので簡単に書くが、未だ"割れた何か"が存在するのと、今回はケーキなので、毛か汗か解らないモノ、更には今回のデコレーションの額の部分には何かを暗示するキノコ的なモノが付け加えられているのである。
 勿論全体のタッチ、目や口が独特なのも注意すべき点だが、上記ほど不可解なモノでは無い。

 まぁ面白さも含め、丁寧な部分は、何度も繰り返すが好感が持てる。沢城が"十二の夜"で、どんな業界でも礼儀は共通する大切なモノであると言っており、それは真実ではあるのだが、所謂ホワイトカラー(芸能系の人間はサラリーマンと呼ぶが、彼らもサラリーマンである事には変わりは無い)やブルーカラーであっても、芸能にカテゴライズされる人間の方が非常識である事が多いのは、実体験も含め、古くから、こちらも真実である。況してや芸人やタレント、モノカキもそうだが、が常識を語る様になった昨今はおかしな風潮であるとしか思えない。
 それを踏まえた上で、小林ゆうのアータチュードは素晴らしい。いつも書いている沢城や聡美嬢、ちょっと毛色が異なるが姫も含め。今後も活躍して欲しいモノである。"笑い"の方で特に。

 眠いのでぐちゃぐちゃだがまぁ良い。カタルーニャ選抜の試合は面白かったが感想は無し。終わり。