アニメージュ届いた

アニメージュ 2008年 01月号 [雑誌]

アニメージュ 2008年 01月号 [雑誌]

これね。
 この間も書いたけどアンニュ〜イ目当て。で、聞いた。面白い。前回書いた時に水銀燈に就いて全然触れてなかったなと思った。まぁ書かない=面白いと云う事で。昔アニヲタで、俺によく教えてくれ、その後ハロヲタに転身しベリイベとか行ってたけど今はその当時ヲタだったヲタ友らに嫌悪を抱き脱ヲタをしたらしい俺の友達がいる。水銀燈は好きらしい。銀様と呼んでいる。ヲタじゃん。まぁ彼とはバンドの練習したりフツーの友達ってとこから入って今に至るので、特に水銀燈を誉めなくても良いので楽である。例えばアニヲタの集まりで銀ヲタがいたら気を遣うだろうと想像するのである。

銀ヲタ「僕は銀様以外には興味無いですね」
俺「あー、水銀燈ってスタイルも良いし綺麗だよね」

銀ヲタ「まぁ外見もそうだけどあの心の動きが良いんだよ」
俺「めぐに会ってからの心情の変化とか凄く良いエピソードあるよね」

銀ヲタ「めぐに会う前から前作のラストシーンでローゼンだけを求める部分とかもあるじゃん」
俺「あのシーンは切ないね」

銀ヲタ「切なくはないよ。銀様は強い意志を持ってるしドールの中で肉体的にも一番強いし」
俺「確かに一番強そうだよね水銀燈って」

銀ヲタ「いや雲華綺晶ってアストラルだから銀様より強いかもな」
俺「全否定かよ!『そうそう』とか言えよ!」

 さまぁ〜ずの持ちネタみたいなね。いやマジで。あ、一応書いておくが、水銀燈ヲタに限らんから、上記の会話。注意書きしとかんと以前のキチガイ辻ヲタ登場みたいな展開になりそうだから。いや、あれはあれで楽しいんだが。と云う訳で俺は水銀燈に特に魅かれる、ってか萌え的なモノを感じない。逆に嫌いなキャラもおらんが。好きなのはやっぱ真紅、翠星石雛苺、のりか。でも翠星石も良いが桑谷さんの綾瀬夕映は現在最強だな。前も書いたか。原作、魔法先生〜、は知らんので新房さんのびっくりはてな限定で。俺の中での別格声優沢城みゆきの演じてきたキャラ達よりも、キャラとしてはだが、好き度は上である。まぁネギま!?批評を書く機会があれば。なんか通常の桑谷に近いんじゃないかと錯覚を起こす。ラジオとか公の場、またプライベートでもサービス精神旺盛に見えるのでペラペラしゃべってはいるモノの、あのちょっと暗いトーンが本物の桑谷夏子的な感って妄想。なんか自然な演技って感じで。まぁ語尾に「です」は付けねーだろうが。しゅごキャラのクローバーに変身する為のなんちゃらってのを桑谷にして欲しかった。かわいいだけじゃなくです黒い系のも好きだが。!?と云えば斎藤千和のモツも好きすぎ。てかあの人の声の幅と演技もすげーよな。ボイクルの2人の話になってしまったが。

 で、アニメージュアニメイトやらニュータイプやら名前は聞いた事があったが一冊も読んだ事が無く、今回が初めて。別冊、特集的なモノで”綿の国星”のがアニメディアから出ていたので昔古本屋で購入したのはある。映画化されるって事で出版された様だが、未だに観ていない。やっぱ原作のイメージ強いから観るの怖いよな。
 また長くなりそうだな、で、いつも結局書こうと思った事をまともに書けない儘終わるんだよ。要はもっとヲタ臭い感じのモンだと思ってたが、結構きちんとしたモンだったと云う話である。興味のあるとこしか見なかったが。1ページも無かったが田中理恵河原木志穂のインタヴューがあったのと、CDケースに入れられる様にかわいいジャケが用意されてたのがもうけもん。デンノコの最終回SP的な感じで見開き解説の画と名セリフを見て再び涙。やっぱ良い作品だよな。何度も書くが、もうちょっと笑いが欲しく、俺が観てきた中で今のところ好きな作品の上位には入っていないが、感情的なモノを抜きにすると矢張り前回の様な高得点となってしまう。次のページも見開きキャストインタヴュー。
 そうそう、この雑誌で「勇子のユウは、勇ましいのユウ!」とユウがカタカナで表記されており、俺がこの間同じセリフを批評で引用したが、ひらがなで書いてしまった。これを見てから俺のを直すのはシャクなんでほっといたが。

 あとP182、CROSS REVIEWと云う、レヴューコーナーがあった。パラパラめくっているとドクロちゃんの画が見えたので覗いてみたのだが。で、そのレヴュアーの1人”あさりよしとお”って人。名前は聞いた事はあるが、作品は読んだ事が無い。小説家、まんが家、映画監督等、同業者が同業者の作品を批評(その様な事をする場合批評では無く大抵批判や非難だが)するのは、いくら正論で賛同できる内容であってもヒくが(感想的な批評なら良いが)、まぁ彼はまんが家なのでアニメ批判をしても良い、と云うか同調する部分があった。以下に一部抜粋。

 「〜作り話のいろはもわからずに、ただ自分が以前に見ていたものの、へたくそな写しをやっているだけ。〜」「その(テーマ、ストーリー俺解釈)骨組が入っていないと、ギャグ単体が決まっても、ただの空騒ぎ。〜」

 まぁ前者に関しては、多分いろんな自称識者が言っている事と思う。”作り話”は先ず文学と云う事で、彼がどの程度本を読んでいたかは扨置き、まんがに於ても初めに”まんがの文法”を自分の力で模索して作った人間、手塚治虫とか〜荘の人とかその辺なのかな? からそれに影響を受けて色々書く人が増えたと。映画、特に邦画は初期のエンターテインメント性を捨て、変に文学的な形だったりゲイジュツ性を主流にしようとし、それが素晴らしいと認識されている傾向はまだある様に見受けられる。
 で、アニメを作る人、まぁこれは色々な人間が関わっているので誰の功績、責任かは解らないが、取り敢えず現在の彼らも「古いアニメの文法」しか知らず、その劣化コピーを作っていると云う話だろう。違ったらすみません。
 だから新房昭之はすげーなと思うのだ。既存の文法を破壊する作品は多少観た事があるが、1クール若しくはそれ以上TVで放送をするのを観たのは彼の作品が初めてである。破壊した後放っりぱなしでは無く、自分のスタイルをしっかり持っているのがすげー。まぁこれは他のスタッフも凄いのだろうが、取り敢えず監督の功績としておく。あとガンジスやシャフトってクレジットが入ったら先ず外れは無いなと。何を担当しているのか未だに知らんが。併しだからと言って彼の作品が優れている、亦個人的に非常に好きだと云う訳では無い。これは彼の監督した作品の批評をした時に書くと思うので今は誉めておくに留める。で、後は彼みたいな人がもっと出てきて当たり前だと思うんだけどね。映画より自由に作らせてくれそうだと思うから。知らないけど。
 正直アニメを見始めた今年の初めこそ面白く感じたが、つまんねーのも沢山あったが、予想通り皆文法は一緒である。しょうがない。(俺に取っては)根幹となる、その作品のプロット、セリフは既に文学で散々書かれており、カメラワークも(アニメでは画だが)映画で様々な実験がされている。となると画の技術で勝負し視聴者を引っ張り込まなくてはならないとなり、内容よりもそちらを特化すると云う方法を取ったのがGONZOだろうと思われる。SoltyReiは非常に好きだが、またこれも後で。
 後は美少女とか萌えキャラとか声優で引っ張り込むのは常套手段だろう。

 で、アニメージュの感想として、こーゆーのも載っけており、唯、アニメ面白いよ〜と宣伝してるだけの雑誌じゃないんだなと。あと”オヤジキャラ”(勿論かっこいいのね)が減ってるのがどーよ?って読者のハガキが載ってたり。その人みたいに昔のアニメはオヤジが多かったとかは知らんし、碇ゲンドウがその最後だとは思わないが、てか彼はかっこいいオヤジでは無い。まぁとにかくかっけーオヤジ不在の事は俺も常々思って、亦書いていた事なので共感できたと。これはナラトロジーにも関わってくるので取り敢えずここまで。眠いので直しとか色付け無し。