東堂いづみの復活(なるか)

 以前、似非アニヲタになり始めた頃に凋落とのタイトルでブログを書いたが、結局書きたい事は書けなかったが、今回は期待が持てそうとの事。即ち新たなプリキュアシリーズの"ハートキャッチプリキュア!"である。こちらは、ちらっとプリキュア関連のニューズを見た際に、キャラクターデザインが馬越さんとの部分のみ、少し楽しみであった。馬越さんの画なら、悪い意味では無く簡単であり、所謂作画崩壊が起こる危険性が少ないだろうとの事と、何よりカスミンやどれみで慣れ親しんでいるからである。
 併し、今回作品を観て驚いたのは、クレジットに関弘美さんの名前が入っていた事である。驚いたと云うか号泣した。東堂いづみの復活は関弘美の復活に依るのでは無いかと常々思っていた、ブログにも書いたかな、からである。

 特に思い入れは無いが、プリキュアは最初の作品は途中まで観た。MaxHeartも少し観たが、その後のなんちゃらプリキュアはアタマ2話で駄目だなと思い観ず。併しプリキュア5は、多分ほぼ観たのである。これはブンビーさんのキャラが良かったのと、三瓶さんがまさかのかわいい少女声を出していたってのが要因だろうか。フレッシュも前述のなんちゃらと同じ様に2話で挫折と。まぁこれがプリキュアシリーズの感想である。

 大人なんで、変身して戦うのを毎回繰り返すアニメはまぁ面白くない。併し今回関さんが、統括するのか分散するのか解らんが -と云うのも関さんが係わった作品に於ては珍しく、主役にみずきなな(漢字ワカンネ)と云う著名な声優を起用している事から、どの程度彼女にこの作品の権限が与えられているのか解らないのである-、携わる事に依り、唯のステレオタイプなヒーローモンでは無く、どれみの様に何か、まともなジュヴナイルをやってくれるのでは無いかとの期待を頂いているのである。実は、丁度最近ドッカ〜ンを観直していたのである。飯食う時に観るモンが無かったんで。特に面白いアニメも無いし。"君に届け"は飯を食い乍ら観るのは勿体無い。勿論、最初はターゲットである子供にウける様に、変身&バトルが義務付けられると思うのだが、上手く視聴率を保持できれば、その文法を破壊した"ドラマ"をまた作ってくれるのではないか、それが前述の"期待"である。勿論脚本を書くのはモノカキだが、その方向性を打ち出す(多分)プロデューサーである関弘美さんに期待したい。

 子供に取って一番良いのは本を読む事であるが、親が本を読まない家庭であると影響力が強いのは矢張りアニメであり、人格形成に良い影響を与える事のできるモノを作って欲しい。「大衆はバカである」、「日本人など倫理感に於てクズである」、「日本に将来など無い」等といっている俺でも、矢張りアタマがまっさらな子供達に考える事、良心的なモンを与える事のできる作品が作られる事は嬉しいのである。

 ラリってるので文章変だが、いつもだが、まぁ良いや。