私の生まれた日は滅びうせよ。「男の子が胎に宿った。」と言ったその夜も。

その日はやみになれ。神もその日を顧みるな。光もその上を照らすな。やみと暗黒がこれを取り戻し、雲がこの上にとどまれ。昼を暗くするものもそれをおびやかせ。
その夜は、暗やみがこれを奪い取るように。これを年の日のうちで喜ばせるな。月の数のうちにも入れるな。ああ、その夜は、はらむことのないように。その夜には喜びの声も起こらないように。
   (中略)
なぜ、苦しむ者に光が与えられ、心の痛んだ者にいのちが与えられるのだろう。
死を待ち望んでも、死は来ない。それを掘り求めても、隠された宝を掘り求めるのにすぎないとは。彼らは墓を見つけると、なぜ、歓声をあげて喜び、楽しむのだろう。
神が囲いに閉じ込めて、自分の道が隠されている人に、なぜ、光が与えられるのだろう。実に、私には食物の代わりに嘆きが来て、私のうめき声は水のようにあふれ出る。私の最も恐れたものが、私を襲い、私のおびえたものが、私の身にふりかかったからだ。
私には安らぎもなく、休みもなく、いこいもなく、心はかき乱されている。

  "ヨブ記" 3:3-7、3:20-26


ぷちこのおしえて!ほっけみりん


 斎藤桃子の声を聞こうと"亡き少女のためのパルランド"を聴こうとしたところ、響の左隅にこの広告が。デジャ・ヴェキュである。昔、色々沢城の昔のラジオを集めた事があったのだが、まぁ昔のはいいやっつって結局聴かなかったのだが今回聴いてしまったと、と云うか今流れている。14日から毎週土曜日更新である。
 やべぇ何この声。萌え死ぬ。多分この文章を書くのも人生で二度目位であろう。


 聡美嬢でも充分に悩まされているのにここで再度沢城みゆきの復活もあったらヘヴィ過ぎる。現在シナプスが各所ではぜる音が聞こえる様で、ニューロンは接続場所に困ってうねうねしている。
 いや、これは過去の沢城みゆきである。法律も基本不遡及であり、昔の彼女がかわいいからとの理由でまた好きになる事はあってはいけないのである。迷走神経は迷走し、海馬は海で泳ぎ、僧坊筋は寺に駆け込むのである。夏への扉は閉まった儘であり、火星人はマイホームを作り、猫のゆりかごから墓場までになるのだ。潔癖症のキーボードは触れられるのを嫌がり、視線恐怖症のディスプレイは横を向く。発熱したCPUは火照った身体をどうにかしてくれと俺にねだり、マウスからは蚤が跳んでくる。因みに俺はメロンの様な胸の女性よりもメロンの方が好きである。

 もうどうしようも無いので今日は寝る。月が綺麗だ。




 "Down in a Hole" - Alice in Chains