で、13話観終えたので続きでも

 いやーこの回やっぱいいわー。以前書いた2名、小清水さん戸松さん、何度書くのよって感もあるが代替にするなら誰?って声優を提示しないとこき下ろした儘みたいで嫌なのでとの理由に存するモノであり特に感情的に何かある訳では無いが、似た感じの役で使うなら、以前書いた坂本真綾さんだかや、こちらも過大評価されてんじゃないかって思うけど桑島法子さんの方が良いのではと思った。でもヴェテラン(前者は作品は知らんけど名前は俺でも知っていたのでそんな気が)よりも安いであろうからそうもいかんのかなとも。(って、今wiki見たら最初にタマちゃんを倒して作品の重要人物となるお嬢役の人も坂本真綾さんだった。)
 で、クレジットを見ていたら"浅倉杏美"氏の名前が。"SKET〜"でのフミちゃん役が、後藤さおりちゃんマイナス舌足らずの様な声で気に入っており、"〜青春ラブコメ〜"での文化祭時でしきっていた何かの役員であろう役でも気になりチェックしたらこの人だったとの事が。
 林先生役の小川真司さんって方も渋い感じで、厳しい大人を演じておるが、青春群像劇に於てはこの様な役は必須とも思える。簡単に言えば超自我に依る制御が無い若しくは薄い、交流分析で云えばCPからの干渉を厭う大衆が多い現在では受け入れられない傾向にあるが。
 ともあれその様な大人・老人が登場する作品に於て、作品中の登場人物の性格及びその役の演技が優れていた代表として"花咲くいろは"に於ける四十万スイ役の久保田民絵女史や"バカテス"の学園長である仲村かおり女史が挙げられる。
 或る程度年齢の高い役を演じるのは、女性に於て特に、心の抵抗がある為か自然では無いモノが見受けられるモノの、上記の様に厳しくはないが同様優れた演技の方に、"まなびストレート"での、こちらも学園長役の"さとうあい"女史が挙げられる。この方に就いては、常に情報が遅いのが売りとも言われる俺のブログでも、6年位経って漸く書けたと申し訳ない感がある。

 続きのドアタマから話が逸れているがなんだっけ? そう、BambooBlade、佐藤氏の話だ。バンブレにするか。バンプレストみたいだけど。何を作ったゲーム会社か覚えてないけど。

 丁度この頃、13話等でも、佐藤氏演ずるさとりんは、俺に取っては特に声や演技(力)に関して魅かれるところも無く、ブラック桑島(陰から東の入部を手伝うけど)さんとの攻防が面白かったりするボケ担当のキャラに過ぎなかったのだが、24話の"剣と道"で久々に声優の演技に驚かせられる事となったのである。
 先に書いたお嬢にタマちゃんが破れ、団体戦敗北後(他の理由もあるが)、部員(の心)がバラバラになるエピソード。みやみやは宿敵であるキャリーに負けた後に恋人であるダン君とも連絡を取らなくなり、彼女を探していたさとりんが町なかでみやみやを見付けて声をかけるシークウェンスが以下。因みに立場はさとりん<みやみや。

以下、みやみや→"み"、東ちゃん→さとりん→"さ"と略す。
み「ダン君やあんたにこの気持ちが解ってたまるか。」(ここの桑島さんの"たまるか"はちょっと微妙)
 「自分と同じ様に相手が頑張ってたら、差なんて縮まらない。勝てっこないのよ。」
・さとりんがみやみやの腕を掴む。
み「離せよ」(ここら辺からは上手い)
さ「は、離しません」
み「ああ?」
み「相手の言葉を鵜呑みにしてどうすんですか。」(まだ感情弱め)
 「キャリーさんだって、お正月や、お盆やクリスマスは休みますよ。差は、絶対に縮まります。」(セリフも面白い)
み「追い着くのに何年掛かるのよ。努力しても無駄なら、剣道なんてやってる意味ないわぁ。」(ここの演技も良い)
・ここでさとりんの感情爆発
さ「そんなの勝手に決めないでよ!努力が無駄なんて何で言えるの!? 何で決められるの!? あたしはそんな事思った事ないよ!」
 「たった二回負けただけで、諦めて、ふてくされて、逃げようとしているあんたに、そんな事言わせない!」
 「やめるんだったら勝ってやめてよ!」

 「私の特訓まで無駄にするな!!」(ここは決めのセリフなのでキーを一つ高くした方が自然だったかも知らんと思ったが)
・で、みやみやは心を動かされもう一度部活に復帰し練習しようと決意。
・俺はまた号泣。

 アニメでのセリフを書き起こすのは"すてプリ"以来であり、亦それに比べれば非常に短いシークウェンスなのだが、短いセンテンスの中での感情の動きが非常に素晴らしい。俺の中では5本の指に入る演技である。特に5個決めている訳では無いので3本でも良いが。
 
 その後、"明日のよいち"を再び観たところ、ヒロインの長女が佐藤利奈氏であった事を知ったモノの未だ同定できず、昨日書いたようにunidentified声優に入ってしまう。因みにこの作品は安心して観られる面白さがあり、声優陣も安定しており、2期が無いのが残念である。つか岡本信彦さんのアクセラレータの狂った演技はちょっとなぁ、と彼に限らずなのだが。勿論こちらもよいち役の爽やかな演技が頭にあった上でのバイアスがかかった状態では無く、クレジットを見てから声優が判明。
 作っている側の人間 - アニメ業界の殆どであろう - も、先日も書いたが"狂気"を知らないと思われるので、例えば最近で云えばガッチャマンクラウズでも、男性では珍しい"いらない声優"宮野守?君の"画"での表現に於ても、"目を大きくする"、"取り敢えず笑う"か、逆に非情さを取り込んだモノとしては"妙に落ち着いた態度"等が印象に残っているがこの2パターンしか見た事が無い(後者からキレて前者に変わるパターンもあるが)。コピーでも良いから、海外の映画からでも学んで欲しいと思う次第である。
 宮野氏の事を書いたついでに他の男性声優を列挙すると、"神谷浩史"さん-芝居がかり過ぎる故、"若本規夫"氏-セルフパロディ状態、そしてこれは大分前に書いて名前を忘れていたが調べた"黒田崇矢"さんが、今思い付く限りで挙げられる。黒田さんに就いては以前も書いた様に、演技より以前に、"芝居してます=かっこいい声を出そうとしてます"が必ず(俺の観た作品の中では)出ており、代わりを担当できる声優陣は、音域やクセに限っても、沢山いるのである。例えば"ハンター"は、内容が面白い面白くないとの話では無く、唯アタマを使わずに観られるアニメだとしても、グリード・アイランドでのドッジボールをする相手、ジンに影響を受けた結構重要な人物役、にも拘らず、声を聞いた瞬間前述の理由にて興ざめしたモンである。彼も若本氏の様に"セルフパロディ"演技をすれば、(俺が)逆に楽しんで作品を観られるのでは無いかと。

 扨て、また話を戻すが、レールガンを観たのはその後であり、こちらは佐藤氏は関係無く、であるが、"S"に関しては、演技は上手いのかも知らんが、シスターズ篇はずっとシリアスな為、評価云々の前に暗くなってしまった。当麻?が彼女に身体を張って説得する部分だけ独立して観ると良いのかも知らんが。
 故にその後、勉強会とかお引越しの回では楽に観る事ができ、なんちゃらパーティーズ篇だかは内容は特に、との状態で我慢して観ていたが、最終話ではカタルシス三昧であり、お引越しと共にvyg状態の時に特に何度も観られる。この18話は(特に俺に取っては)花澤香菜嬢と豊崎愛生氏がメインであるが、ここでも少ないセリフながら佐藤利奈氏の演技が光っておる。
 まぁこの回に就いては結構面白い部分があるのでまた書くかも知らんのでこの程度で。

 いつも書いている"書きたい事(で、結局書いていないモノが山積)"は、上記の様に、唯好き?な人間を誉めたいとの事以外に、特定の人間に有用かと思われる情報があり、当然後者を優先すべきなのだが、感情の方が強く、所詮"ブログと云う媒体"、更に云えばあんま人が見ておらんであろうから - カウンターもずっと放置だから知らんけど多分 -となってしまう。