うーん・・・・・・

 放送後は"神のみ(女神篇)"のBDを購入しようとしておった。こちらにも書いたと思うが。予約前にもう一度観ておこうと、と云うよりクリシェである"興奮冷めやらぬ儘"の状態が続いていた為、vygロングドライヴ下、長時間ぶっ通しで全篇を観たと。
 その時もやっぱ面白いと、これは買わねばと思ったのであるが、暫く経ち「扨てどうしよう?」との話になったのである。
 新しく始まったアニメをちょいちょい観ている間に冷めたと云う訳では無く、亦"神のみ"よりも面白い作品が見付かったとの話でも無い。でも何故か理由は解らん。一つ考えられる要因としては、「やっぱアニメ作品を買うには余程気に入ったモノで無いと」との事が。

 で、何が原因か書き乍ら考察していこうかと。タイトルに関しては特に気の利いた、と云うより俺の場合は何かの小説 - 主にディックだが - や、その時ハマっておるそれのパロディにする事が多いのだが。まぁどうでもいい。


★はっじまっるよ〜!
 α)声優陣
好きな方々が揃っておる。こちらにも書いたと思うが。順不同。あ、折角だから作品内の演技評価を★のみで付けてこ。
伊藤かな恵嬢:今回は露出少なしだが、柔らかめの声質の彼女の役は聞いた事が無かったし、アホ感丸出しで良かった。
<評価> 一期 ★★★★(4).二期 ★★★★★(4.5).三期は評価外(プレイ時間が少ない為)。
 まぁ基本アニメの始まる一期の一話は誰しも慣れておらんから(ドラマCDがあるモノは別であろうが)、数話ですぐ安定し、今回まで全くぶれない演技。まぁそれ程シリアスになる演技など無かった、幅は狭い役だったので、と云うのもあるが。


早見沙織さん:今回エルシィに代わり桂馬のパートナーとなる。最近頻繁に俺が観るアニメに出ており、声で得している感があるかなと思っていたが、この作品では感情の機微が出せる様になっていた為MOMの回が数話ある。
 "〜ラブコメ〜"でもちょっと上手くなったのかな感はあったが、この作品では全く気になるところが無く(イコール上手いとなる)、前述のかなえ嬢と同じく彼の作品では幅が試されなかったと云うのも一端だったであろうが。
<評価> 二期 ★★★★(4). 三期 ★★★★★(4.5)
こちらもかな恵嬢と同様の理由で最初は〜だったが、との変化。


阿澄佳奈嬢:今漸く辞書登録した。まぁ一番のサプライズである。シリアスでも笑いでも特に演技が、との声優では無くそれは俺の中では今も変わっておらんが、薄い声に聞こえるが特徴はある、それをかわいいキャラにアてていた為、更に「何で色んな作品に出てるんだろ? あ〜オタの人気の所為か。」系の人だったのだが、ちひろと云う"フツーの人"の役に起用して下さった方のお陰で、俺の中ではこれがハマり役となった。
 因みに、なんに因んじゃってるのか知らないけどぉ、好きに因めば〜? 勝手に生きて、どうぞご自由に! いや、これはどうでも良い。どうでも良くないが。戻すと、"のんのんびより"でのあの役も、フツーな感じである。で、無論こちらも良い。
<評価> 二期 ★★★★★(5). 三期 ★★★★★(4.5)
 彼女に関しては、"雨、平凡、肉まんにて"のちひろ三部作が存在する二期の方が評価が高くなってしまう。先ほど"フツー"と繰り返したが、作品内でも同様、平凡などこにでもいそうな女子高生と評されている。それ故、男女拘らず感情移入し易いパーソナリティである。
 感情移入で作品を評価する人間は批評、感想すら(アウェイや公での媒体にて)書く資格が無い事には再三言及しているがそれは扨置き。
 併し彼女が唯の無個性な人間と違うのは、この作品の登場人物(攻略相手のヒロイン)全てが、形はどうあれ、"成長する"との部分なのである。世の中の多くの人間は、なにかの媒体で感動してもそこで終わり、自分が変わろうとするのは稀である。感動と云う大げさな表現を使わずとも、心を動かされるならまだマトモとも言えるのだが。まぁこれは語ると長くなるので。
 戻すが、更に彼女の場合は、自らが"輝きたいが輝けない"と思うまでの葛藤、告白本番になったらどうでも良いや、との態度等も含め他の登場人物より丁寧に描かれ、そしてその役を「今まで何で使われているかワカランセイユー」であった阿澄佳奈嬢が芝居がからずに見事に演じきったとの部分で異例のMAX評価となった。異例も何もガゼッタ風選手採点形式は初めてなので抑も例が無いが。


 では何故ちひろが(攻略ヒロイン役での)メインとも思われる女神篇 - いや、抑ももっとフィーチャーされてしかるべきはヒロインは女神及びそれを内に持っている高校生なのだが結果そうなった - と呼ばれるこの三期に関して評価が低くなったかと云うと、演技は変わらず良いとしても、まだ感情の部分が大きいとの個人的なモノである。


花澤香菜氏:基本コメディな部分でヘンになる演技、と云うか声では鉄板の女性である。
<評価> 一期 ★★★(3). 三期 ★★★★(4). そういや上の俺のタイトルの話で思い出したが、彼女のエピソードは全て新井女史の作品のタイトルだったな。
 それは良いとして、一期は普段通りの花澤氏の演技 - 本来はもっと出せる子じゃねーのって主観もあるが - だった為、それが平均点として反映されてしまう。三期も基本そうだが、コメディの部分では矢張りfunnyさが作品のセリフと相性が良かったのもあり、この様な感じ。


下野紘氏:もうこの人に関しては言う事は無い。
<評価> 一期〜三期 ★★★★★(5)
 よく"ハーレムアニメ"とやら言われる作品に出ているらしいが、下らんオタ用語は嫌いなんで使わん。が、そうカテゴライズされるであろうモノではよく観ておる。出演多いんだろうな。
 "神のみ"の桂馬が、それらの作品の登場人物と違う部分は、自らのフィロソフィー、信念を持っている部分であり、今回の女神篇でそれが以前のモノより明確に著されている。彼がどう選択をすれば正解だったのかは解らないが - 特にラス手前の回に於て - 少なくともその様な人間と云うモノは現実には却々おらず、アニメ(原作は漫画であるが)では、そのキャラの表現、セリフ、設定等が誇張されるきらいがあり、桂馬は、その点に於ては非常にリアルである。「現実なんてクソゲーだ」と言う、その主人公がリアルに描かれていると云うのはまた面白い構造となっておる。
 つかゲイじゃねーよ。でもベサツしてねーよ。


 β)その他声優陣
今度かくかも知れないのん。


 γ) 終わりに
結局また声優陣の話を書いてるだけで熱くなって長くなり、一部アニメに関して書いた話から見ても「これなら買うだろ」って思うのだがw 何でか、ってのははまた考えるか。

「エンディングが見えないぞ!」


 実は発売時2日前から売り切れないかと心配でチェックしておったが、このランキングだとまだ暫く悩む事は出来るであろう。つかカルト的人気作品しか売り切れごめんって無いよな。

 因みにコミックは、女神篇最終巻及び以降、及びアニメのオフィシャルなんちゃらって恥ずかしいモノまで購入したがまだ未見なり。ローゼンの8巻と9巻もまだ読んでおらん。"クギ子ちゃん"と"dolls talk"はすぐ読んだのにw
 "金魚坂上ル"は期待外れだったらどうしようと思って暫くインテリア状態だったが、流石にぴちぴとさん。久々に"ファンタジーの良い少女漫画"に出会った。主人公の"にしき"がかわいい。透明感と無邪気さ、それに隠れた"戻るべき場所(居場所)の無さ(喪失?)に依る不安定さ〜以上全て憶測"を持つ彼女だが、アニメ化される際には誰の声と演技が良いモノか。クギ子ちゃん以外全部アニメ化されてるからな〜。

久々にアフィをセットしたからここから購入したら良いのん。小銭よりも紹介したのを買って楽しんでくれる人がいれば嬉しいのん。アフィっとかないと買ってくれたかどうか判らないのん。その上何を買ったかは判らないからここからトんで"How to"系のダイエット本とか買われちゃう可能性もあるのんw


金魚坂上ル(1) (KC デザート)

金魚坂上ル(1) (KC デザート)

金魚坂上ル(2) (KC デザート)

金魚坂上ル(2) (KC デザート)